BMW E46
10〜15年ほどすると、ゴム類の亀裂が入って破けてしまうお車が多いです。
ブーツが切れてグリスが出ているものは、もちろん車検に受かりません。
今回はラックブーツの交換作業をご紹介します。
専用のSSTでラックエンドを外します。
これがめちゃくちゃ硬いんです。
▲ラックエンドを外したところ
新品のラックブーツを取り付けます。
エアバック警告ランプが点灯していました。
原因は助手席の座面にあるセンサーの断線でした。
こちらも乗り降りする際に負荷がかかるため、経年劣化して切れてしまいます。
こちらはエアバックセンサーマットを交換すれば解決です。
助手席エアバックセンサーマットが壊れていると、助手席に人が乗っていない時にもエアバックが展開してしまいます。
万が一事故が起きたとき、助手席に人がいないのにエアバッグが展開してしまったら、運転手が脱出する際の邪魔になってしまう可能性もあります。
そういった安全面のためでもありますし、交換のコストと手間を省くためでもあります。
そういった安全面のためでもありますし、交換のコストと手間を省くためでもあります。
テスターラインで光軸調整をします。
画像の数値あたりに設定。陸運局の基準に合わせます。
▲こちらは排ガステスター
今まで車検で、排気ガスが基準値をオーバーしていたのは、フェラーリ328の1台だけででした。
よっぽど古い年式や点火不良で失火でもしていない限りでないと排ガスで車検が通せないことはないでしょう。
サイドスリップテスターで検査後基準値以内でした。
タイロットエンドを締め付けて終了です。